SEVENTH END CHRONICLE(2018-M3春)の全曲感想を書くよ!(DISC2)

M3

NABEMONです。企画者自らによる「SEVENTH END CHRONICLE 第一章 古代機械の秘密」の全曲レビュー(音楽面)、今日はDISC2です!DISC1とは打って変わって、ダークでシリアスな雰囲気が色濃くなります。

自分で言うのも何なんですが、今回の企画に集まった曲、本当にどの曲も素晴らしいんです…!頭から通して聴くのも良いですし、気に入った曲を個別にピックアップして聴いてもよし!作曲者自らが書き下ろした曲のストーリーと合わせて聴くとなお良しです。

このCDを手に取った方々、ぜひお気に入りの一曲を見つけてください!そしてもしよろしければ、ぜひハッシュタグ #ぼくらのファンタジーコンピ を付けて、ツイッターやご自身のブログに感想を投稿してください!

DISC2

トラック1 偽心機/清水 嶺

トップバッターから心にしみる名曲です。繊細で美しいピアノのイントロから、切ないストリングスを経て、雄大な結末へと至る完璧な流れ。古代機械の設定の行間に埋もれた、無数の悲しい物語を思い浮かべました。安定の嶺さんクオリティ。

トラック2 天体計算機/Nobuhiro Takahashi

名前の通り宇宙を感じさせる神秘的でシリアスな楽曲です。メカニカルなビートとシーケンスを、ストリングスとピアノが中和し、ファンタジー世界にふさわしいスチームパンクな雰囲気になっています。まさに古代機械という楽曲でした。かっこいい…

トラック3 月香の匙I_II/mikaRing

優雅な西洋の響きと、妖しい東洋的なフレーズが融合した、オーケストラの醍醐味を感じさせてくれる楽曲。「香料」がテーマなだけに、どこか幻惑的な雰囲気が全編に漂います。華やかで、どこか陰を帯びた音楽は、無数の語られざる物語を予感させます…。

トラック4 運命の賽/つくね

流麗なピアノと弦、そしてカオティックなリズムが織りなす、美しくも危険な雰囲気を持った楽曲。予測不可能な事象を表現しているかのように、ピアノと弦の絡みを、ノイズとビートが破壊していきます…!何度聞いても飽きない、そして映像にぴったりの楽曲です。

トラック5 結界式魔導力供給機/沖コエビ

奇妙なダンジョンの奥深くに潜っていくような、不思議な雰囲気の楽曲。冒険してる感があって、聴いていると心が躍ります。ちょっとポストロック的な雰囲気も感じます。後半ギターとベースが入ってからはかっこよさも倍増です。

トラック6 深海籠/いのうえ

海の底を思わせる静かなイントロ…と思いきや、ワクワクするような冒険感あふれる展開に!曲の展開と共に、深度が上がっていく様子が浮かびます。パーカッションとコーラスが絡む前半から、後半の迫力の展開まで、耳が離せません!

トラック7 地獄の大門/J.Sea

地獄の名にふさわしく、「SEVENTH END CHRONICLE」で一番ダークな雰囲気の曲かもしれません。実際に赤黒い門の映像が目に浮かぶかのようです。パーカッションと暗い低音弦が、否応なく曲の雰囲気を盛り上げます。

トラック8 終焉ヲ告ゲル鐘/おかぴ

不穏な設定とは裏腹に、実は悲壮でドラマチックな楽曲。クライマックスに向けて去来する様々な思いと、万感の思いを持って最後の戦いへと歩みだす冒険者の心境が浮かびました。オーケストレーションの技術も素晴らしいです…!

トラック9 魔導リアクター/NABEMON

拙作となります。多くは語りませんが、最終決戦に向けて、世界の秘密が眠る星の奥深くへと降りていく冒険者の姿をイメージしました。パーカッションと弦の刻みで冒険者の歩みを表現した、ラストダンジョン的な雰囲気を心がけた曲です。

トラック10 Last Yeager – 古代龍人機 – /Ryoshi

オーケストラとデジタルとロックが融合した、まさにEPICな楽曲!もはや多くは語りません…!震えるほどシリアスでかっこいい曲です!

トラック11 リインカーネーション/河邊 玲(Violin:松本一策)

荘厳…壮大…流麗…希望…ポップ…!まさにエンディングにふさわしい神曲…!四の五の言わず聞け…聴いてください…!

「SEVENTH END CHRONICLE 第一章」に興味を持ってくださった方は、BOOTHで通販をやってますので、よろしければ覗いてみてください! それでは!

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